【3C分析・SWOT分析】顧客と競争相手、自店の現在と未来を見るフレームワーク

3C分析とは

自社・自店のポジションを「顧客」「競争相手」「自店」の3つの関係性から導き出す枠組みのこと

「Customer」「Competitor」「Company」の頭文字をとって3Cと言われる。

3C分析により数値を確認して自店の優れている点や劣っている点自店の現在おかれている状況が見えてくる。

Customer = 顧客

⇒自店の商圏にどんな人が住んでいるのか、年齢構成はどうなっているのか、単身者が多いのか子育て世代が多いのか、
そのお客様がどんな買い物行動を取っているのか、どんなニーズを強めているかなど
顧客分析は年齢や家族構成、労働環境、買い物環境などから多角的に見る必要がある

 

Competitor = 競合店・競争相手

⇒競争相手はどんな強みと弱みを持ち、どんな戦い方をしているか
ストアコンパリゾンを行い調査する必要がある。
また、リアル店舗だけでなくネット通販や飲食であればデリバリーサービスなども競争相手になってくる。
競合店・競争店も自社と同じ業態だけでなく多角的に確認する必要がある

Company = 自社・自店

⇒自店がお客様の満足を満たすことができるレベルを維持しているか
自店の売上高、客数、客単価、粗利益高・率、などの営業の数値やその推移、従業員数や人時数、人時生産性など定量的な分析が必要になる。

SWOT(スウォット)分析とは

1920年代にアメリカのハーバード・ビジネススクールで開発されたフレームワーク

「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の頭文字から取られた言葉。

自店を取り巻く様々な事象を最初に『好条件』『悪条件』さらにそれを自店の力で変えることができる『内部環境』と変えることができない『外部環境』に分け、4つの枠に整理する手法のこと。

【SWOT分析 フレームワーク】

内部環境 外部環境
 

好条件
好影響

『強み』

現時点で他店に勝てる優れた点

『機会』

今後起こりうるだろう自店が有利になる
市場・環境の変化

 

悪条件
悪影響

『弱み』

現時点で他店より劣っている点

『脅威』

今後起こりうるだろう自店が不利になる
市場・環境の変化